どんなものでも、人の手をかけて作り上げたものは、ちょっと違う。
人の手をかけたものでも、その思いが入っている量だけ、良さが違う。
特に日本人は手先が器用で、細かい処理や気の利いた処理ができるから、やっぱり、他国生産とは、ちょっと違う。
ハワイのオアフ島・マカハ近くに誕生した世界で最初のトランクスと言われる1948年創業の「テイラー・ニイ」は、にいみのるさんという日本人が始まりだった。
のちカリフォルニアで最初に誕生したトランクスブランド「キャンバスバイケイティン」の黎明期を支えてきたのは日本人の佐藤さん。佐藤さんが作るトランクスは、かつてのまま、少々分厚くてて頑丈、そして美しく綺麗に縫われている。
サーフトランクスは日本人の手によって世界のサーファーたちに手をかけて縫製されてきた、知られざる歴史そのもの。
今でこそ、生地はナイロンなどが進化して、柔らかくて軽いものがあって海外製が多いけれど、やっぱり、どこか「あっさり」はしてる。履ければいいといえば、それでもいいけれど、
ただBLUERは、日本メイドのサーフトランクスやハーフショーツを作り皆さんに楽しんでいただくことを信念とする。
洋服はデザインであり道具でもあって、人を包み込む機能的なもの。ただしデザインもふくめて、人を輝かせるものになる。
日本人の仕立ては今も昔も素晴らしい。
銀座や日本橋のテーラーメイドの仕立て屋さんは、今でも誇らしく存在している。こればかりは他で代用の利かない「ちょっと違う」理由。
BLUERから発信するサーフトランクス・ハーフショーツも、「日本」で職人が作り上げていることを核に、少量生産でも、日本精神で作り上げていこうと思う。
BLUERのカリフォルニア拠点は、そんな「日本製」を世界の人たちが着ていたら素敵よね、ということ。
まだ駆け出しながら、日本の皆さんからの写真や、海外の皆さんが私たちのトランクスをはいてエンジョイしてくださっている写真に感謝ばかり。
日本人が作った短パン。
ほんと、素晴らしいことをさせていただいている。
感謝
Naoko Tanaka by BLUER,DUBON
私たちのブランドハーフショーツブランド DUBON「デュボン」
https://dubon.world/
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