今日は久々コラム。BLUERというトータルブランドが目指しているものは、「本来の自然の姿に戻す」という行動なのだけど、”自然”というといえばよく「森や海いっぱいの自然」を想像するが、BLUERの自然は単にそうじゃない。
『おのずとしかるべき』の方である。それを明文化してみる。
衣食住遊。
「食べるもの」は日本の各土地で作られるものをいただくと健康でいられる。四季に沿って”時のもの”を食べる。刹那的だが、その繰り返しだ。もともと冷蔵庫のない時代を考えたら、旬は旬のうちに頂く。ありがたや、と思える。
「着るもの」は、まず下着などの超日常衣類は、負荷のない天然素材の呼吸する生地を着る。BLUER的には、水着だとしても海や川に入るときはナイロンじゃなくて「布」がいい。綿。また、お出かけ服や装飾品は身だしなみは、質が良くて『品(ひん)』の良いものを着る。
「住まう」家は、自分が心地よいと思う空間にする。自分流に改善する。できるだけモノはないほうがいい。なぜなら視界にモノがあると雑念として脳にインプットされるため。人は考え事をするときに上を見る。あれは物理的に何もない場所をみて雑念を払い”コト”を思い出している。住まいの空間もそれに近い方がいい。
「遊び」ストレスを溜めずにおいしい空気を吸って息抜きしながら「適当」に生きる。適当といっても粗悪という意味じゃなくて、そこそこ、身の丈で気張らず、気楽に生きればそれでいい。日中、仕事で張り詰める人なら、抜く時間を作る。それが海とか山なら、強烈に癒してくれる。
とまあBLUERとはそれを商品にしたりサービスにしたりする会社。人間とはしょせん、地球上の他の生き物と同じ動物なので、それっぽく、生きるほうがいいよね、と思うことを、これからも形にして皆様とゆるり生きていきます。
N.Tanaka by BLUER