series edition
88house
東京ときどき海暮らし
♯07セカンドハウス探し(千葉北編)
波乗りとキャンプと旦那さんをこよなく愛する
東京に暮らすオフィスワーカーのわたしYUKA。
平日はお堅い仕事でストレスフルに過ごし
週末は海や山で自分を解放する毎日の中
ついに念願叶って千葉県の九十九里に
セカンドハウスを購入。
セカンドハウスを「88-house」
(ハチハチハウス)と名づけ
目指すは海を感じる
部屋作り&キャンプ的な自由暮らし。
前回は「セカンドハウスの探し方」をお話しました。セカンドハウス探しの第一歩は、自分の描く理想のセカンドハウスの条件を並べていくことです。
・海から徒歩圏内の場所がいい
・部屋は、狭くてもいいけど綺麗でお洒落な方がいい
・駐車場は2台以上
・庭が欲しい
・ペットと一緒に過ごしたい
などなど。
そして理想のセカンドハウスが描けたら、実際に、海暮らしを実現するために物件をさがしていきましょう。セカンドハウスの購入、移住を検討する際には、各地域の特性を押さえて自分にあったポイントを探す必要があります。
第一弾は千葉北編!
房総半島はとても大きく、千葉北に位置する飯岡ポイントから南の平砂浦ポイントまでは約150キロ、車では3時間以上かかり、気温や景観等、環境も大きく変わります。
私も88-houseを見つけるまで、色々な情報を集め沢山の検討を重ねたので、私なりの各地域の印象と物件の概要をまとめてみました。
飯岡ポイント周辺から御宿・勝浦ポイント周辺までを簡単にご紹介します。
①飯岡ポイント(旭市エリア)
photo : 椎名内ポイント周辺
2011年の東日本大震災にて津波の被害を多く受けた地域ですが、現在では復興も進み、防波堤も着々と完成しています。
南向きのポイントである飯岡海岸では、比較的メローな波を楽しむことが出来、ロングボーダーで賑わっています。また、東向きポイントも点在するため、年間を通してサーフ可能です。
飯岡海岸周辺は整備が進み、海の見えるお洒落なカフェも出来始めているため、これからの発展が楽しみな地域ではあるのですが、現状のところ、高速道路のインターチェンジが遠く、東京からのアクセスが良くない点がネックです。
また、冬場は水がとても冷たくなりますので注意が必要。寒いのも全然平気!で、ロング大好き!!な方にはオススメのポイントです。
中古物件の数は多くはないですが、別荘やペンションであった大型物件が格安で販売されている場合がありますので、B&Bやゲストハウス経営を視野に入れている方には良い条件の物件があるかもしれません。
②作田・片貝ポイント(山武市、東金市、九十九里町エリア)
photo : 作田海岸
インターチェンジが近く、東京からのアクセスではトップの片貝ポイント。遠浅で比較的イージーな波質であるため、サーフィンデビューは片貝だったという方も多いのではないでしょうか?作田海岸、片貝海岸、豊海海岸と多くのポイントがあり、地形やうねりの届き方によって様々な波を楽しむことが出来ます。また、飯岡方面、一宮方面ともに車で40分ほどなので、千葉北の波を制覇したい方にはオススメの地域でもあります。
これほどのメジャーポイントを有しているのにも関わらず、海周辺の開発は進んでおらず、いまいち垢抜けない地域なのですが、工業地帯や空港が近いため多くの住宅街があり、中古物件の数も多い印象です。
88-houseがあるのもこのエリア。家の周りは田畑ばかりですが、国道に出ればロードサイド店舗が充実しているため、とても生活し易い地域です!
photo : 本須賀のサンライズ!
③一宮ポイント(長生村、一宮町、いすみ市エリア)
photo : 一宮近郊
九十九里有料道路(波乗り道路)終点に位置する一宮ポイントは、多くのサーフショップ、カフェ、レストランが立ち並ぶメジャーポイント。海周辺の住宅街には海外のビーチハウスのようなお洒落な家がどんどん増えています。力強く、形の良い波を1年を通して楽しむことが出来る一宮、サンライズ、東浪見、志田下ポイントは中上級者のサーファーに大人気です。
私たちも千葉北なら一宮ポイントに魅かれていましたが、さすが人気エリア!高いです。そして、住宅街が少ないため中古物件の数が少ない。土地については、千葉北その他のエリアの2倍以上の坪単価で売買がされています。それだけ魅力的なエリアであり、これからの可能性も十分にあると言うことが出来ると思います。
どうしても一宮ポイントが近い所がいい!でも予算は少ない・・・という方にオススメの穴場スポットは、一宮から20分ほど内陸にある茂原市エリア。こちらは中古物件の数も多く、国道や駅も近いため生活するには便利なエリアになっています。
photo : カフェやレストランにショップもたくさんある千葉を代表するサーフタウン
③御宿・勝浦ポイント(御宿町、勝浦市エリア)
photo : 部原海岸
同じ千葉北エリアであっても御宿を境に低い山が点在し始め、南国の雰囲気が増していきます。童謡「月の砂漠」の舞台である御宿海岸は、綺麗な砂浜とメローな波質が魅力で、ロングボーダーに人気のポイント。また、台風時にはパワフルな波を楽しむことが出来ます。御宿以南から黒潮の影響を受けるため、冬も水が温かい!勝浦のメジャーポイントである部原は、冬場の北風、南うねりの際には大変お世話になっています。
御宿、勝浦エリアでは山に設けられたゴルフ場に隣接する形で作られたリゾート地にある中古物件を多く見ることが出来ます。高台から海を望むことが出来、まさにこれぞ別荘!と言った雰囲気。しかしながら、多くのリゾート地は維持費として月20,000円~30,000円ほどを管理費・施設利用費等として支払う必要がありますので、格安物件を見つけたとしても注意が必要です。
photo : 部原への道
以上が千葉北エリアのサーフポイント&物件情報でした。
お洒落なサーフィンライフを求めるなら一宮エリア、お買い得物件と生活の便利さを求めるなら作田・片貝エリアがオススメです。
どこを選んだとしても365日波乗りを楽しむことが出来るのが、千葉北エリアの一番の魅力ですね!!