「旬」の食材をいただくというのは理にかなったことで、季節にさからわず自生する野菜や果物を、まさにその時期にいただくと最高の効能を得ることができます。
今回の旬の食材は「かぼす」。
旬は8月から10月なので、そろそろ季節も終わりに近づいていますが、まだ市場では流通しています。
この「かぼす」は大分県の特産果樹。かつでは庭先に薬用として植栽されていたようです。
「かぼす」はクエン酸、ビタミンCなどを多く含み、クエン酸は胃液の分泌を正常にしてくれるために胃弱の人や食欲不振のときなどに効果的。風邪を引き始めたときもカボスのビタミンCが威力を発揮。その他に筋肉中に蓄積された乳酸によって生じる疲れの肩こりや頭痛にも効果があるのだそう。
さて今回はとっても簡単なゼリーをご紹介。
かぼすは、焼き魚などに絞って頂くことが多いようですが、かぼすを器にしてゼリーを作ってみると、皮の香りが一層ひきたって、本当に幸せな気分を味わえますよ。
●材料 (2人前)
かぼす 器4個
ゼラチン1/2袋
お湯50cc
砂糖おこのみで黒糖がおすすめ。
●作り方
1、かぼす土台用は上フタ用と下を切り離し、下をくり抜いて果汁を絞る。かぼす土台や蓋はラップにかけて冷蔵庫へ
2、果汁用のかぼすはしっかりと絞りこします。結構 実がつまっていますので、しっかりこしましょう。
3、ゼラチンを50cc80度以上のお湯で1/2を溶かし、砂糖も溶かす。
4、砂糖はしっかりと溶かしきってください。果汁に少しずつ加える。好みで入れる分量は変えて下さい。
5、よく混ぜて、平たい皿に入れて冷やします。
6、固まったら崩してかぼすの中に飾れば完成。
酸っぱいので、砂糖を好みで多めに入れて下さい。
すだちやゆずもこれからのシーズンですね。作り方はかわりませんのでためしてみてください。
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by 1300 road trip
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