雨に泥にと靴がびっしょりになりやすい。それが梅雨。
いかに露したたる緑が美しくても歩くたびにぬちゃつく靴底では不快でしかない。
こんな時だからこそよりスピーディに靴を乾かしたいものだが、いざ干してみると翌日になっても乾かないことも。
そんな方に状況に合わせたアウトドアでできるシューズの効率のよい乾かし方を紹介しよう。
■とりあえず雨がやむまで・・・・・
梅雨といえばこんな日がメイン。
雨が降っている場合、湿度がMAXなのでいくら干していてもなかなか乾いてくれない。ましてキャンプなど、テントやタープ程度の密閉度では外との境界はないに等しい。
そういったときは乾いたタオルや新聞紙など給水性のある素材を靴に詰め込もう。他にもスナック菓子についている乾燥材や、赤ちゃんがいる家庭ではおむつなどもおすすめだ。
次しかし、いくら給水性のある素材といっても外気の湿度をすってしまい効率が悪い。
密閉した空間が必要なのだ。
そこで「車」を使う。車であれば、外気に触れることもなく効率よく乾燥できる。
一度エアコンをかけて車内の空気をあらかじめ乾燥させておくとなお効率的だ。
■雨が止んだら・・・・
雨が止めば全力で乾かしにかかろう。まずは靴の干し方。
靴が目線の高さにつるせるほどにロープを張るのだが、そのロープへのかけ方がポイントだ。
通常はこのように互いの靴ひもを縛り靴底が地面を向く形で干す。しかし、靴底の素材は靴の中でも最も水分を通しにくくなっているはずだ。これでは水分はそこにたまっていく。
そんなときは、一度靴ひもを取り外しこのように通し直す。
そして靴底を空に向かって干す。
最後に靴の下に炭火をくべればより効率的に乾かすことができる。
この梅雨は効率よく靴を乾かして、雨も晴れでも、アウトドアの醍醐味を楽しんでみてはいかがだろうか。