大型船が停泊しオイルの臭いが潮とまじり生暖かい風に包まれる波止場。オレンジ色の外灯が立ち並び遠くには街の灯がゆらめく。タンカーが停泊するなんともない風景なのに何故か哀愁混じりの安堵感に包まれるのはなぜだろうか?
そのような海からインスピレーションを受けて作られた『Bollard Oil Lamp』はずっしりとしたフォルムが力強くもどこかしら繊細さをもつ海の男を想像させるデザインとなっている。
明かりを点けるという行為は今ではスイッチひとつで済む行為でもあるが、オイルを満たし芯を浸すように蓋を閉め、そして火を灯すという行為は灯りというものが五感以上の何かに訴えかけてくるものなのだと、『Bollard Oil Lamp』が教えてくれているようにも感じる。
明かりをくれるだけの灯りではなく安らぎをくれる灯りとテント。風の音しかない森や波の音しかない海へ何もしない夜を楽しみに出かけるということも最高に贅沢な時間となるだろう。
Via:http://www.salcombetrading.co.uk/shop-by-brand/skagerak/skagerak-bollard-oil-lamp/c-ska0097/