夏までまもなく。今日はキャンプでのお楽しみ。お酒などを注ぎ、暑い夜をクールに過ごすアイスグラスの作り方を紹介しよう。
準備するのはブロックの氷とアルミホイル。氷の加工用にアイスピックがあればいいが、なければ綺麗に洗った金属製のペグやフォークやナイフでもOK。
ではさっそく、グラスの内側を加工するための道具をアルミホイルで作る。
まずはアルミホイルを1.5mほど切り出し、幅5cmほどまで畳んでいく。
畳んだアルミはくるくると巻いて円柱を作る。ここまでを繰り返し4~6個くらいは作っておくと効率がいい。
次はグラス本体を氷から削りだしていく。
この作業の間に、作ったアルミホイルの円柱は炭火などで熱しておく。
ガスしかないときはフライパンに水を張ってから温めよう。
さて氷を削るとは言っても、割るに等しいためペグでも十分に作業可能。ナイフやフォークで作業するなら曲がったり刃こぼれしてもいいものを使おう。
この時、重要なのはサイズ。あまり薄いグラスになるとすぐに穴が開いてしまい使い物にならないので先ほど作ったアルミホイルの円柱より2回りくらいは大きいほうがいいだろう。
ただし、気温が高い場所では作業中に溶けて行ってしまうので初めてのときは大き目に削りだしたほうがいいだろう。
氷の削りだしが終わればいよいよ氷をグラスに変えていこう。
先ほどから熱していたアルミをトングで取り出し、氷の上に置く。はじめはそのままトングで支えて場所を固定したほうがきれいに穴があけられる。
しばらくするとアルミも冷めてくるので次のアルミに交換し思った深さになるまでそれを繰り返す。
ちょうどいい深さまで穴が開けば最後に水で軽く洗って完成。
あとは日本酒などお好きなお酒を注いで楽しもう。