昨年より多くの方に好評をいただいている『この世にふたつとないFINネックレス』2015新作モデルを発売しました。
サーフボードには欠くことのできない「FIN」(フィン)は、ボードと同様に“サーファー”にとって『命』ともいえるギアの1つです。FINの形状や種類はサーフィンの進化とともに発展をとげ、今やライディングスタイルによって多種多様になり量産もされるようになりました。
私たち「BLUER(ブルアー)」は、サーフィンを愛するカンパニーとして、“サーファー”にとって象徴ともいえるこのFINに、いくつかの思いと願いを込めMINI FINシリーズを昨年9月より開始いたしました。
その思いの1つはサーフボードという道具を手作業によって脈々と作り上げてきた歴史上の現在の「クラフトマン」たちに対するオマージュ、そして、そのサーフボードやFINをはじめとする道具を通じ、サーフィンへの誇りをいつでも身につけていられる存在にすること、また、きっかけはカジュアルであってもサーフィンの存在を「アクセサリー」という視点から広く一般にも知っていただくこと、です。
このプロジェクトは「BLUER(ブルアー)」による「BLUER +プラスプロジェクト』の一環として推進されています。
これらのMINI FINを作り上げるのは、クラフトマンとして40年もの長きにわたりサーフボード作りに携わるPamunさんことHatano氏。数多くのサーフィンのクラフトマンにおいても、FINを究極的に小さくフォイルすることのできるクラフトマンは、おそらくほぼ存在せず、サーフィンやサーフボードのギアの歴史や機能性を熟知しながら小さくフォイルする技術を持ち合わせた日本随一のクラフトマンといえる存在です。
そんな日本において希有な存在のクラフトマンとBLUERが+コラボレーションによって、日本の伝統的クラフトを後世に残し、またはインターネット環境によって広く知っていただく機会となることを目的としています。
今回、新規にリリースされたのは「MAKAHA-マカハ-」と「MALIBU-マリブ-」の2モデル。
新作「MAKAHA-マカハ-」は1960年代中盤にハワイで多くのサーファーに愛されたモデルをモチーフにデザインされたもの。マカハはオアフ島西海岸ある歴史あるサーフポイントでノースショアが開拓される前から聖地として波乗りが楽しまれていた由緒ある場所で今も強く残るハワイアンスピリッツによってサーフィン文化が守られています。
ハワイのクラシックポイント聖地マカハ。脈々と続くサーフィンの伝統が今も継承される場所
続く「MALIBU-マリブ-」はBLUER MINI FIN初のウッドFIN。時を同じくして1960年代に、猫のような身のこなしと誰にもまねのできないマニューバーとカリスマ性を兼ね備えたレジェンドサーファーの人気モデルのフィンをオマージュにしてこのフィンは作られています。
LAサーフィンカルチャー発祥の地マリブ。最適な風が入りロングライド可能な波がブレイクする
また多くの方にご愛用いただいている既存モデルを「STEAMER LANE」と改称。カリフォルニアのレジェンドサーファーでありクラフトマン、ジョニー・ライスのクラシックタイプのボードのモデル「スティーマーレーン」をモチーフにした定番モデルです。
サンタクルーズにあるスティーマーレーン。岬にある有名なトラッドポイント
photo by Richard Masoner / Cyclelicious
このMINI FINはオーダーをいただいてから制作するため3週間の時間がかかりますが、リアルなFINの制作よりも手がかかるMINI FINの匠な技と、その人だけに思いを込めてフォイルするHatano氏のスピリッツがこめられ、1つ1つ丁寧にハンドクラフトで作り上げるため、この世に2つと存在しないFINとして、モデルが同一であっても、その風合いは1つ1つが異なるなるのです。
なお「MALIBU-マリブ-」「STEAMER LANE-スティマーレーン-」は英字10文字までのネーム入れが可能。また全モデルにギフト用の革製フィンケースをオプションでセット。また今期よりキーホルダータイプもセレクト可能です。
BLUER MINI FIN LOOKBOOK(カタログ)
http://www.bluer.co/surfingnews/?p=31332
BLUER ONLINE(オンラインショップ)
http://bluer.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1124022
↑ CLICK PHOTO ↑