気温も上がってくると海や湖、川に繰り出して、家族や友人とカヌーを楽しむ人も多いと思う。
のんびりとツーリングを楽しんだり、釣りをしたり、海では波に乗ったり、川を下ったり、カヌーの楽しみ方は沢山ある。
またカヌーはオリンピック種目でもあるので、競技として一面も持っている。
Photo by Richard Powell
一言でカヌーといっても、色々なタイプの存在する。
海の文化から、ひも解くとイヌイット文化から派生したカヌーやカヤックと、ポリネシア文化から派生したアウトリガーカヌーの2つに大きく分類できる。
そしてパドルするパドルの形からも、カヌー文化の違いが知る事ができる。基本的にはイヌイット文化ではダブルブレード、ポリネシア文化ではシングルブレードを使用することが多い。カヌーのパドルの形を通して、そのカヌーが派生した海の文化を読み解く事もできるのだ。
日本でも北海道や小笠原諸島では、昔からカヌーは生活に欠かせない乗り物であった。
最近ではポリネシアカヌーがルーツで、サーフボードに立ち上がって漕ぐタイプの「スタンドアップパドルボード」なども良く見かけるようになった。
カヌーやカヤックなどのパドルスポーツは現在も進化続け、楽しみ方も多様化している。
カヌーやカヤックは自然を相手に楽しむスポーツなので、コンディションを見極め安全第一で事故無く楽しみたい。
今回紹介するカヌーの映像は、ダブルブレードで漕ぐタイプのカヤックの映像です。
もちろん安全には配慮していると思いますが、人類はどれくらいの高さからカヌーで飛べるのかを争う驚愕のコンテスト映像をご紹介します。
メキシコのチアパス州、アグアアズールの壮大な滝で行われたカヤック競技、Rey del Rioの映像です。
エンジョイ。