美しい自然と世界第6位の長さの海岸線を誇り、海に囲まれた島国ニッポン。
しかし日本を取り巻く海岸環境の現状は、海岸線の70%は消波堤などによる人工物で覆われており、さらに東日本大震災の原発事故による放射能の海洋汚染、そして被災地の海を巨大な壁で囲む防潮堤問題、など問題は山積。
海の持続可能な利用のあり方を考えるために、私たちを取り巻く豊かな自然環境、自然資本の価値を見直し、海と共生した地域づくり、地域活性化などについてさまざまなアプローチから学んでいくためのセミナーを開催。次世代に残すべき美しい海岸環境とビーチカルチャーの発展のために、一人ひとりがそれぞれの地域でいまできるアクションを探していくことを目的にサーフライダーファウンデーションが主催する。
福島の海岸の現状については、福島大学の教授である奥本英樹氏を招き現状報告を行うとともに、日本海岸環境の管理のあり方をテーマに講演を行う。奥本教授による講演はBLUER(ブルアー)と、波情報「なみある?」がサポートし開催される。
経済学者である福島大学の奥本教授が福島の海岸の今を講演。
当日参加ご希望の方は下記のフォーマットよりご応募ください。
http://goo.gl/forms/R8Y4fYuP7g
Photo/Namiaru? by Char @fukushima 2009
SURFRIDER CAMPUS VOL.4 「日本の海岸環境のいまと今後のビーチカルチャーの展望」
日時:11月13日(木)19時〜21時 *18時半開場
場所:シアターサイバード代官山
会場アクセス:http://www.cybird.co.jp/report/theatre-cy/
定員:70名(着席)
主催:一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパン
協賛:株式会社サンコー、BLUER,Namiaru?(なみある?)
協力:CRMS市民放射能測定所世田谷、加瀬化学検査室
参加費:無料
当日タイムテーブル(予定)
18時半 開場
19時開演、ご挨拶
19:05-19:35 第一部
日本の海岸管理のあり方と被災地の現状 presentedbyBLUER,Namiaru? スピーカー:福島大学教授 奥本英樹氏 福島大学経済経営学類企業経営専攻
19:35-19:50 第二部
ケーススタディー 「サンコーが取り組む地域支援活動と千葉のビーチカルチャーの展望(仮)
スピーカー:株式会社サンコー代表取締役社長 佐藤誠氏
19:50-20:10 第三部
OWOLプロジェクト SUPPORTED BY 株式会社サンコー
SFJによる水質調査の事例紹介
スピーカー:SFJ理事大山/真田 、CRMS市民放射能せたがや、加瀬化学検査室
20:10-20:20 休憩
20:20- 20:50 Q&A 、ディスカッション
20:50- 21:00 クロージング、閉会
申込方法:締切11月7日。定員70名
下記リンクよりお申し込みください。
受付完了後、確認のメールをご案内いたます。
http://goo.gl/forms/R8Y4fYuP7g
スピーカープロフィール
奥本英樹(おくもとひでき)
福島大学教授 福島大学経済経営学類企業経営専攻
経済的観点によりその意義と有効性に関して実証的に研究している。南相馬市サーフツーリズ推進委員会では海資源を活用した街づくりで北泉海岸を始め、市民価値の向上につながる教育・福祉プログラムの開発と導入を促進しビーチマネジメントを邁進する。海の持続可能な利用のあり方を経済学者として研究している。
佐藤誠(さとうまこと)
株式会社サンコー代表取締役社長
「良いウエットスーツは都会の人を海へ誘い、地域を活性化させる」の理念の下、可能な限り自然に負荷をかけないものづくりと、売上げの1%を環境保護に寄付する、という二つのミッションを実践している。2014年ASPで世界トップランキング32名のうち半数以上サーフィン用ウエットスーツが、同工場で生産されている。