一生に一度は行きたいビーチリゾート”タヒチ”の意外な別の顔
The view from Matira beach at Bora Bora by Jean-Sébastien Roy
一生に一度は行きたいビーチリゾート、タヒチ。
タヒチ島はソシエテ諸島にあり、ボラボラ島、タヒチ島、モーレア島など、さまざまな島々が点在している。
その中心はフランス領ポリネシアの中で最も大きなタヒチ島で首都パペーテは行政の中心でもあり、リゾートとして有名。ハワイ、カリフォルニア、インドネシアと、昨今においてはカジュアルなビーチリゾートが人気を集める一方で、ポリネシアのタヒチともなると移動距離も費用もかさむために若干、敷居の高いビーチリゾートといわれる。でも海水の透明度や穏やかな水上コテージ、など一生に一度は行ってみたい憧れの海。
このタヒチが、まさにその時を迎える。
サーフィン世界最高峰ツアーWorld Championship Tour #7、BILLABONG PRO TAHITIの開催だ。
ポリネシア・タヒチは多くのサーフスポットが点在するが、今回の開催地、Teahupo’o(チョポ）は世界屈指のモンスターウェイブがブレイクする場所として知られる。サーフィン発祥の地、ポリネシアという場所とその波質も含め、ハワイ・ノースショアのパイプラインが聖地として知られているように、この地はもまた聖地として特別なサーフポイントでもあるのだ。
Tahiti, French Polynesia by NASA Earth Observatory
タヒチ島はひょうたんのような形で大きなタヒチヌイ（TAHITI NUI）と小さなタヒチイチ（TAHITI ITI）の２つの島からなっている。まさにこの開催地、タヒチ・イチ島の突端はティパリ断崖という絶壁。南極近くで発生する低気圧から届くスウェルが途中で大きな陸地にぶつかることなくダイレクトにこの島に押し寄せるために巨大な波となる。ヒトがチャレンジできる世界で最も大きな波のサーフポイントのひとつがこのTeahupo’o(チョポ）というわけだ。
そして、壮絶なるタヒチの別の顔。厚みのある波、半端の無い水量が一気にブレイクする。まさにタヒチの別の顔といえる凄まじい世界が映像に映し出される。
BEST WIPEOUTS – MASSIVE TEAHUPOO TAHITI 2013
そんな地で行われる８月１５日〜２６日BILLABONGによるASP伝統の一戦は、全１１戦が予定されるツアーの7戦目。中盤の注目となるだろう。
Billabong Pro Tahiti 2014 – Official Teaser
●eye catch photo
ASP
http://www.aspworldtour.com/
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