DIYで感動のハーレー主催『PRINTING PRESS』開催
「あ、Tシャツつくってる！」
「え、こんなに簡単にプリントってできるものなの！？」
驚きの声は、多くが女性のもの。『ハーレー』といえばゴリッとした男性サーファーたちに人気なブランドで、大御所アーティストがアメリカ西海岸からやって来る話題のイベントだけに筋肉隆々のオトコ連中が列をなしていると思いきや・・・
「グリーンルームフェスティバルという会場自体、来場するのはサーファーだけではありませんし、むしろ『ハーレー』というブランドを知らない人たちばかりだろうと。そのような前提から、まずは面白いイベントを提供して、そこからブランドを知ってもらえればいい、という気持ちがありました（ハーレージャパン社長 竹中さん）」
グリーンルームフェスティバルの有料会場入口に最も近い場所に設けたブースで、横浜のマークイズみなとみらいのRHCロンハーマン店内で、日本に初上陸をした『プリンティング・プレス』は開催された。Tシャツのボディに絵柄をプリントしていくイベントは、気軽に立ち寄って参加できる内容ながら、できあがったTシャツを手にする参加者の顔を見るていると小さくない驚きに包まれていたように思う。
Tシャツ制作を、自分の手を使うことでフィニッシュする。最後のわずかな行程を体感しただけで、お金を払って手にしたTシャツとはまた違った思いが宿ったのだろう。それはきっと愛着と呼ぶもの。クローゼットにしまい込んでも、その１枚は他のTシャツとは異なる光を放つに違いない。
わずか数分の参加ながら、見事に参加者の心を動かすイベントとなった『プリンティング・プレス』。詳細と今後の展開については、改めてリポートします。
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＜ハーレー／HURLEY＞
カリフォルニア生まれのサーフブランド。創業者はボブ・ハーレー（BOB HURLEY）。サーフィンを核にしながら展開を広げ、アート、スケートボード、ミュージックといったアクティブかつクリエイティブなシーンをサポート。リアルなカリフォルニアを発信するブランドとして知られる。2002年にはナイキの傘下に入り、革新的なマテリアルをサーフアパレルに応用。ボードショーツのファントムシリーズはスマッシュヒットを続け、今では世界のトップシーンで愛用される名品となっている。世界最高峰のサーファーが競うコンテストシーンも長年フォロー。選ばれたサーファーだけが参加できる世界プロサーフィン連盟（ASP）によるWCTツアーでは、アメリカ本土で唯一開催されるイベントを『ハーレープロ』として開催している。
