トラッセルズといえば、カリフォルニアが世界に誇る上質なサーフスポット。三角形にブレイクしていく波でサーフすれば、「いい波〜!」という万国共通の思いに包まれる。
そして、この波を舞台に開催される世界最高峰ツアーの1戦が、ハーレープロ。アメリカ本土で唯一となるWCTの戦いは、今年は9月9日からツアー第8戦として開催されることになった。
見方を変えれば、あのトラッセルズを2〜3人で貸し切りにできるのが試合。なんともうらやましい限りの環境でありつつ、ヒートを競うサーファーたちは現地にいるメディアやギャラリー、だけではなく、リアルタイムでの配信によって世界中の眼を全身に浴びることになる。
まさしく、自身をアピールするには格好の場となるのがWCTという世界最高峰の戦いの場。なにより世界のトップを目指すルーキーには絶好の機会となるのだが、実は今年、冠スポンサーのハーレーによって、その場への門が広く用意されることになった。
5月15日からスタートしている、『ハーレープロ・ビデオ・トライアルズ』がそれ。ビデオクリップを応募することで、“あの夢の舞台にパドルアウトできる権利が得られるかもしれない!”という壮大なプロジェクトなのだ。
これまで夢の舞台で競えるようになるためには、WCTという狭き門を実力でこじ開けるか、スポンサー枠などによる機会を得る以外に方法がなかった。しかしハーレーは、スポンサーをしているサーファーではなくても世界中に埋もれているかもしれない実力派に光を当てよう、と決めたのだ。
しかも昨年まではアメリカ在住者だけのチャンスだったが、今年はバージョンをアップして全世界からのエントリーを受け付ける。日本からだってもちろんOKという、なんとも粋(!)で太っ腹(!!)な話なのである。
昨年はデーン・レイノルズが本プロジェクトの勝者に
さて、すでにエントリーは始まっている。そして、応募したビデオを対象に人気投票をおこない、最終的に1人のサーファーに出場権が与えられる。応募概要や守るべきルールは日本語に対応している公式サイトで!
こんな絶好の機会はそうそうないだけに、腕に自信のあるサーファーならば迷わず応募すべし!! 機会ロスで後悔しないよう、このままサイトへアクセスしよう。