3回目を迎えるスタンドアップパドルの世界大会が中米のニカラグアで開催される。期間は5月3日から11日。国際サーフィン連盟(ISA)の主催によるもので、競技は湖でのレースと海でのパドルサーフ、2つのディビジョンを用意。SUPサーフィン、SUPテクニカルレース、SUPディスタンスレース、パドルボードテクニカルレース、パドルボードディスタンスレースが男女別で設けられ、加えて国別対抗のチームリレーの計11競技がおこなわれる。
今やスタンドアップパドルの競技人口は増える一方で、今年度は25カ国以上から150名を越える選手がエントリーすると予想されている。ちなみに昨年の総合優勝はビーチカルチャー大国のオーストラリア(写真下)。11のカテゴリーのうちチームレースを含めて8勝をあげた。
ディフェンディング・チャンピオンに挑もうと各国のウォーターマンがニカラグアを目指すと予想されるなか、日本からも腕利きのウォーターマンたちが参戦するかもしれない。とはいえ日本スタンドアップパドルボード協会(SUPA)によれば、2月末日の段階で代表チームは未決定の状態。参戦者が正式に決定すれば、後日ホームページなどで発表していくという。
昨年11月に開催された第2回全日本SUP選手権大会では100名以上がエントリーして、日本でも愛好家が増加の一途にあることを示したスタンドアップパドル。国際大会で活躍する選手が登場すると、さらに注目は高まるのだろう。期待したい。