ラグジュアリー車の代名詞、メルセデス・ベンツが、なんとも美しいサーフボードを生み出した。クリエイティブ・エージェンシーのBBDOポルトガルとの共同製作によって生まれたのは、光輝くシルバーが高級感を放つ1本で、モデル名は『ザ・シルバー・アロー・オブ・ザ・シー』。
『シルバー・アロー』とは、かつてメルセデス・ベンツが手がけたF1マシンの愛称のこと。つまり、銀の矢が疾走する姿を重ね、“海における銀の矢”と名づけたと連想されるサーフボードだ。
さてその銀の矢はプロサーファーのギャレット・マクナマラ用につくられた。ギャレットはビッグウェイバーとして知られ、先日もポルトガルのナザレというサーフスポットでギネス級の巨大な波をメイクしたばかり。究極のエキスパートと呼べる彼に向けてつくられたのだから、ルックスだけでなくクオリティにも期待ができそうなサーフボードといえる。
さらにクオリティという点でいえば、さすがハイテクを操る自動車ブランド、このサーフボードに統合型遠隔計測システムを搭載してしまった。ギャレットのパフォーマンスをデータ分析することができてスキルアップに活かせるのだという。
今のところはメルセデス・ベンツの契約サーファーであるギャレット用のみの開発。けれど、そのシステムが一般化されて自分のサーフィンが手軽にデータ化できたら、上達のスピードはググッとアップするかもしれない。
とても夢のある話を提供してくれたメルセデス・ベンツとギャレット。最後にそのギャレットの勇姿をコチラの映像で!
参考)MERCEDES-BENZ SILVER ARROW OF THE SEAS SURFBOARD:http://hiconsumption.com/2014/02/mercedes-benz-silver-arrow-of-the-seas-surfboard/
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