皆様、冬のサーフィン楽しんでますか?
冬はちょっと海から遠ざかってしまっている方も多いのではないでしょうか。今回は冬が俄然楽しくなる、“もうひとつの”サーフィンの話です。
スノーボードが今、一部のサーファーの中で“熱い”のです。スノーボードであれば「一度はやったことがある」、「昔結構やっていた」という方が多いと思いますが、サーフィンとスノーボードを両方やっていてもサーフィンだけになってしまうケースが多く見られるようです。冬用のウェットスーツの進化で快適になったこと、サーフィンの方が面白くなってしまった、普通にスノーボードを滑っているだけだと飽きてしまう、行くのが遠くて面倒になってしまうといったところが原因でしょうか。
そんなサーファーの方にオススメしたいのが“スノーサーフィン”です。
やり方は簡単です。視点をサーファー目線に変えるだけです。そうするとゲレンデ脇の壁やちょっとした地形が波に見えてくるので、そこでサーフィンのようにボトムターン~当て込めば良いのです。普段海ではなかなかできない深いボトムターン~リッピングもスノーボードでは比較的容易にできるはずです。好きなサーファーのイメージで滑るのが正解です。僕はトム・カレンのイメージで、フロントサイドの(ボトム)ターンは右手を雪面に少し触れながらやったりしています。
もちろんパウダースノーだったら最高ですが、パウダーが無くても壁とか地形があれば楽しめるので春のシャバシャバ雪でも存分に遊べるところもポイントです。
究極の良い“波”のポイントともいえるスノーボードパーク”HAPPO BANKS”も2/1に白馬八方尾根スキー場にオープンしました。わざわざでも行く価値のあるポイントなのでチェックしてみてください。
波乗り同様に天気図や各種の予報をチェックしたり、ローカルの友人に情報を聞いたりして、雪の良さそうな山を探したり、どこどこの地形(壁)が面白いという情報を交換したりして楽しい場所を嗅ぎつけるところもまさにサーフィンな感じです。
ボード自体もスノーサーフィンにピッタリなサーフボード的な要素を盛り込んだボードが数多くリリースされています。今回紹介するのはその決定版ともいえるこちらの組み合わせです。THE SNOWSURF SPOONFISH152 × BURTON GENESIS TT
このフィッシュテールがサーフボードのフィッシュのような軽快な切り返しを可能にします。短いテールは壁でのトップターンの際にも引っかかりにくく、“スパーン ”と返ります。また、適度にテールがフレックスするので、硬いバーンでのターンでもターンの後半で粘り、雪面をホールドするので気持ちが良くカービングできます。切り返しがクイックなので間隔の狭いツリーランも楽々、短くてもパウダーでの浮力も十分なのでこれ一本でかなり楽しめるボードに仕上がっています。さらに詳しくはOSHMAN’Sのホームページでも紹介しているのでチェックしてみてください。
こうなるとサーフィン同様にかなり面白いものになってきます。サーフィンしかしないなんてもったいないです。四季のある日本を最大限楽しんでしまいましょう。
オッシュマンズではスノーサーフィン的なアプローチをレクチャーしながらパウダー&自然地形を滑るイベントも2/23(日)に開催予定(詳細はホームページにて)です。ちょっと気になる方、是非参加してみてください!
今年の冬は雪山でもサーフィンしましょう!