アジアの旅 21日目
スリランカ・エッラ
アジアの旅を始めて21日目にして初めて、青空を見た。
そういえば空って青かったんだな、ということを思い出した。
それぐらい久しぶりの青空。
いまいるエッラという村は、紅茶畑が広がる高地にあって、涼しく快適な気候。
電車に乗って(スリランカの鉄道は雰囲気が良い!)、隣のハプタレという街まで行き、そこからバスで山奥に行き、リプトンのティーファクトリーを訪れた。
しかし、今日は日曜日ということを忘れていて、工場は休み。
見学できないので、ふらふらその辺りの紅茶畑を歩いていたら天気がどんどん悪くなっていき、冷たい風が吹きはじめ、半袖短パンという軽装で来てしまったためにぶるぶる震えながらまたエッラまで戻った頃には、なんだか体調がすぐれず、ついでに宿の部屋の前でアリの巣を踏んでしまい足をかまれまくり、部屋に入るなり薬を飲んでベッドに倒れ込んだ。
体調不良から始まり、体調不良に終わる今回の旅。
孤軍奮闘、疲労困憊、満身創痍。
四文字熟語をたくさん並べたくなる。
もうバックパックの旅を出来るほどの体力がないのかもしれない。
もうすぐ日本に帰ります。