生活情報サイトALL ABOUTの「一度は行ってみたいビーチ」で堂々の1位となっているのはハワイ。2008年に掲載された記事ではあるとはいえ、国内のハワイ人気は、今年になってハワイ特集を組む雑誌も多く目にすることでも分かるというもの。まるでハワイへの憧れは、「憧れのハワイ航路(昭和23年のヒット曲!)」の時代から日本人のDNAに脈々と刻まれているように思えます。
確かに、6時間ほどで着けるエメラルドブルーの海に青い空、何よりいつも温暖な気候の常夏アイランドは、長い冬のある日本にとっては羨ましい気候条件。汗せんも心もゆるーく開けて、さらにはショッピングもヘルシーなフードも楽しめて治安もいいとなれば、パラダイスのような目的地といえます。
けれど、身も心もオープンにしてくれる海外のパラダイスはハワイだけではない、と教えてくれるのがこのサイト。『世界のビーチガイド』は上述のALL ABOUTに寄稿していたビーチライターの古関千恵子さんたちが発信するもので、世界にはこんなに美しいビーチがあるのだと思わせれくれます。
古関さんは月に1〜2度は海外のビーチへ赴くビーチの目利き。20年以上も続くビーチライター活動から『ワールドビーチガイド100』といった書籍も執筆されています。ハワイひとつとっても紹介先はワイキキだけでないのは当たり前。オアフを入り口に、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島など視野を広げることができれば“ハワイ”への憧れはいっそう高まりそうです。
すでに夏休みは取られた方にとって、次なる旅行のチャンスは秋のシルバーウィーク。とはいえ今年は3連休が2週続くだけの少々物足りないカレンダー。それだとハワイはちょっと遠い? それならばアジアやミクロネシアがオススメかもしれません。
数あるビーチリストの詳細を見つつ、海と旅のプロフェッショナルが発信するブログをのぞくと妄想はいっそう膨張します。ダイビングの世界を中心に活躍する写真家・高砂淳二さん、トラベルジャーナリストの寺田直子さん、プロサーファー真木勇人さん、世界一周を終えたばかりの写真家・竹沢うるまさんという面々は豪華なひと言。「あ〜、キレイな海を見て癒されたい!」。そんな欲求をひと時だけでも満たし、旅ゴゴロを疼かせるサイトが『ワールドビーチガイド』。さて、次のお休みはどこへ行きましょう?
「目的地は国内」という選択だって、もちろんアリ!