Update:2013.07.02[Tue]Category : EAT

<レシピ>月明かりでのサーフとスープカレー!

 友人とキャンプに出かけた週末に台風4号のうねりはマックスを迎えた。この時期の台風は、梅雨前線があるためにうねりは届きにくく、バックスウェルで入って来るパターンが多い。午前中の良い時間に1ラウンドし、少し風が入り始め、サイズも下がってきたことから午後のサーフは諦めていた。

 けれど夕方に波をチェックしにビーチへ行くと、うねりは少しあり、夕方の青い満月が見えていた。そう、この日は満月。天気予報では夜は雨が降らないという。このまま月が出ていたら月明かりでサーフができる! そう友達と話し、テントを張りながら暗くなるのを待った。

 月明かりでのサーフィンは映画『ハートブルー』でキアヌ・リーブスたちがやっているのを観たことがあるが、実体験はないので本当にサーフできるのかは半信半疑。でも21時頃だろうか、海へ向かうと奇麗な満月が波面を照らしていた。そして無風。もちろん海には誰もいない。

 即行でウエットスーツに着替えてパドルアウト! 月明かりに照らされた水面は、キラキラ、ゆらゆらと、まるでオイルのようだ。とても不思議で幻想的な世界が広がっている。海の中から岸を見ると、真っ暗なビーチの中にランプに照らされたテントが見え、134号線のネオンが暗闇の中に1直線に走っていた。

 静かな海。海の上で浮いているだけでも最高の気分だ。波待ちをしていると、うねりがなんとなく見える。やはり昼間とは違い、うねりはかなり近くに来てから確認できる。感覚の違いに慣れなかったものの、それは最初の頃だけ。時間の経過にともなって目が慣れていった。

 乗れそうなセットの波が来たので、タイミングを合わせテイクオフ! 月明かりに照らされた波のフェイスがキラキラと光って見える。カラダが自然と波のリズムにシンクロし、ボードがグングンと走り出す。「ライドできた!」と思わず声が出てしまう。初めてアップスンダウンができた時のような感覚だ。月明かりでサーフィンができるなんて、初めての経験に喜びと感動で笑顔が絶えない。

 こうして約1時間、仲間たちと貸切の月明かりによるサーフィンを堪能。海上がりのビールは格別に旨く、共有した仲間とムーンライトサーフについて語り合った。

サクっと作れるお気楽メニュー! キャベツとモツのスープカレー

 さて、ひとしきり興奮したところで今日の一品を。今回も前回と同様に自家製キャベツ、玉ねぎ、ニンニクを使っての料理、キャベツとモツのスープカレー! サーフキャンプ時にもサクっと作れるお気楽メニューです。ぜひお試しください!

<材料(3〜4人前)>
牛モツ            300g
キャベツ           1/3個
玉ねぎ            2個
ニンニク           2カケ
生姜             1カケ
鷹の爪            2本
カレーパウダー        大さじ1/2
固形コンソメ         1個
バター            大さじ1
サラダ油           大さじ2
水              900cc
塩              適量(味をみて足して下さい)
コショウ           少々
ご飯             適量

<作り方>
1:モツを3センチほどに切って下茹でし、鍋に水と固形コンソメを入れ煮込む。

2:フライパンに油を敷き、千切りにした玉ねぎをあめ色になるまで炒める。

3:すりおろしたニンニク、生姜と鷹の爪、バター、カレーパウダーを入れ炒め(1)の鍋に入れる。

4:一口大に切ったキャベツを入れ、塩コショウをして味を調えたら20分ほど煮込んでできあがり!

※夜間のサーフィンは日中より多くの危険が潜む場合があるため、各自責任を持って十分な配慮の上、行なってください。

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